HP DL360 Gen9落札してからESXi上でUbuntu18.04を動かすまで

ヤフオクを眺めていただけなのに。

ヤフオクで落札する

資金力で殴りましょう

基本的にサーバ類やネットワーク機器で競争相手が出てくることは終了済みオークションを見る限りは少ないみたいなのでだいたい出品されてる価格でそのまま落札できると思います。

但し、競争相手が現れてしまった場合は最高額入札じゃ無くなる度に最高額入札になるように入札をするだけです。

スペースの確保と配線

新しい仲間を招き入れるにあたってスペースを確保しなければなりません。今回はnuro光環境でCisco891ルータを使ったネットワーク構築(L2L3) の写真にあるようにDL360の上に891とmerakiを置く形で設置しています。
また、配線は以下の通りです。

netboxのcable一覧画面

Rin(DL360)側はiLOというHPEに搭載されているリモートからハードウェアの監視やら、コンソールを見れたりするめちゃんこ便利な機能を使う用のポートが1つと、通常のGigabitEtherPortが4つあるうち2つに繋いでいます。
今回はiLOを使って諸々のインストールをしていくのでもう物理的にRinに触ることはありません。

ESXiの導入

ESXiの導入初体験だったのですが、調べているとどうやらドライバーとかを組み込んでカスタムイメージを作ってからインストールをしなければならなく、めっちゃめんどくさい!
と思っていたらHP公式からカスタムイメージが提供されているみたいだったのでそちらを今回は使いました。

無事に良さげなisoが手に入った。と思い、普段Ubuntuをインストールする時と同様にUSBに焼きブータブルUSBっぽくして刺してみるもブートはできず、色々試すも敗走することになりました….
そこでHPが出してくれているESXi導入ドキュメントを読んでみると(最初から読め)

2. インストール用 ISO イメージを CD に焼くか、HPE Integrated Lights-Out(iLO)サービスプロセッサー
の仮想メディア機能を使ってアクセスできる位置に移動します。

https://support.hpe.com/hpsc/doc/public/display?docId=emr_na-a00018719ja_jp&docLocale=ja_JP

との記述が
つまりCDに焼くかiLOの仮想メディア機能使ってインストールせい!ということらしい。
もしかしたらブータブルUSBを作る方法もあるのかもしれんけど分からんのでとりあえず今回はiLOの仮想メディア機能を使ってインストールしていきます。

iLOに接続する

iLOのポートに割り当てられているIPに同じネットワークからブラウザでアクセスすると次のような画面になる

iLOログイン画面

初期のログイン情報は
user name: root
Password: 筐体にシールが貼られているので探しましょう

になります。
この情報でログインし、ログイン後の画面のサイドバーにあるRemote Consoleをクリックし、Remote Consoleをn画面を開きます。

Remote Consoleのタブを開いた画面

ここでは3つ選択肢があり、順に

  1. .NETを使うもの
  2. Javaを使うもの
  3. Mobile版

となっていますが、1は.NET関係の諸々の環境構築が必要そうでめんどくさそう。次に3はなんかLearn Moreと勉強させてきそうで話が長そう。残る2は30億台のデバイスで走るJavaを使っている。これは間違いないという事でここでは2を選びます。
WebStartをクリックするとなんかjarファイルが降ってくるので盲目的に開くと良い感じのコンソール画面が現れます。

そして、メニューバーの「仮想メディア」をクリックすると現れる「CD/DVDドライブ」をクリックし、ローカルPCにあるisoファイルを選択します。


選択後メニューの「電源スイッチ」の中の「Cold boot」をクリックするとコールドブートされCD/DVDドライブにESXiのイメージ入っているように認識され、ここからブートできるようになります。

後は聞かれたことに答えていくだけでESXiがDL360にインストールされます。
マザーボード 上のSDスロットにSDを刺してインストール先をそこにする。みたいな話もあるらしいんですが、当時何も知らず普通にメインのストレージに私はインストールしました。
まあSDよりはHDDの方が信頼性高そうだし〜と自分に言い聞かせてこれで良かったんやという顔をしています。

ゲストOSとしてUbuntu18.04のインストール

ここまででESXiのインストールは無事に完了したのでゲストOSの準備を始めます。

ESXiにログインする

ブラウザからDL360の通常のGigabitEtherポートに割り当てられているIPにブラウザからアクセスするとESXiのwebクライアントが表示されます。
ここでのログイン情報は
ID: root
PW: インストール時に決めたパスワード

となっています


ログインするとなんかかっこいい感じの画面になるので、そこからサイドバー のストレージを選び、データストアブラウザを開きます。


次にイメージファイルを置く用のディレクトリを作り、メニューのアップロードをクリックしてダウンロードしてきたイメージをアップロードします。

イメージファイルのダウンロード

手元にデスクトップ版のイメージしかなかったのでダウンロードしました。

イメージのアップロード

ダウンロードしたイメージをESXiにアップロードします。
この時、途中でプロキシしている場合はプロキシでファイルアップロードのサイズに上限がかかってるとハマるので確認しましょう。

仮想マシンの作成

サイドバー の仮想マシンタブをクリックし、仮想マシンの作成ボタンをクリックすると作成うウィンドウが出ます。
ここで名前とゲストOSの選択をしていきます。

ストレージは仮想マシンで使いたいストレージを置いておくデータストアを選びましょう

マシンのメモリやCPUのスペックを選んでいきます。

ここでインストールするイメージを設定します。
CD/DVDドライブの項目をデータストアISOファイルにし、データストアから先ほどアップロードしたファイルを選びます。

選べたらあとは完了をクリックして確認画面で最終チェックをし、問題なければ完了をクリックします。
しばらく待つと仮想マシンが作成されるので後は通常のUbuntuの設定と同じです。

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